iAUDIO U3

 Rio Karma から乗り換え時かなぁということで、新しく買うことにしました。
このときに気にしたのは、

 Rio Karma に片っ端から音楽を落としていたものの、実際の使い方としてはプレイリストを作ってしばらくはそれを聴き続ける、
というのが主だったので、持ち運びやすさを取って前者の条件となりました。
 この条件で探してみると、

ぐらいしか見つかりませんでした。「Ogg Vorbisが再生出来るもの」ってのは、予想以上に少なかったです。
さらに、近場の店を回ってみたところ、Rio のは見あたりませんでした。
店頭在庫があるかと期待したのですが、甘かったようです。
さらにさらに、T20 については 1GB モデルが見つからず、結局 iAUDIO という事になりました。


 大きさは、『31.5 X 72.0 X 18.0 mm (高さx幅x奥行、突出部を除く。)』ということで、消しゴムくらい?
Rio Karma に比べると、体積で大体1/3くらいでしょうか。これで軽装になる夏でも持ち歩けそうです。
 付属のソフトは二本。リップ、エンコード用の jetAudio と、マネージャソフトの JetShell です。
前者は英語版ということで、メニュー等は英語でCCDBも日本語非対応。よくよく見たらサイトに明記してありました。見落としてましたね。
まぁ、この辺の機能については Rio のソフトがあるので大丈夫でしょう。
後者はマネージャソフトということですが、エクスプローラの専用UI付きといった感じで、
Rio のソフトのようにアルバム別リストやアーティスト別リストといったものの表示は出来ないようです。
PCで音楽を再生する機会のない私にとってはファイル転送機能くらいしか使う機会はなさそうですね。
 さて、いざファイルを転送するというところで引っかかってしまいました。Rio のソフトで作成したプレイリストをそのまま渡すことは出来ないようです。
仕方なくテキストエディタで編集し、JetShell へドラッグ&ドロップ。今度はうまく転送してくれました・・・が、
結果がベターっと表示されています。もしや・・・と思ってリストを再表示させると、全ファイルが名前順にソートされています。
どうやら、プレイリストの取り込みではなくて、プレイリストを元にファイルの転送が出来るようです。
試しに再生をしようとしたところ、ファイル名順に再生しようとしてました。このままでは思った通りの順番では再生してくれません。
 PC側ではリストの編集が出来ないようだったので、仕方なく iAUDIO 自体で編集できる DPL という機能を使おうかとマニュアルを読んでみると、
『DPLに追加可能な最大ファイル数は100個です』とあります。・・・今回編集したプレイリスト、200ちょっとあるんですが・・・。
HDに大量のファイルを置き、好みの音楽を選んで取り込む・・・という使い方には適さないプレイヤーだったということでしょうか。もっと良い使い方があるのかな。
 結局、以前のように連番付きのフォルダを作成し、そのフォルダごとコピーすることで意図した順番通りに再生させることが出来るようになりました。
以前、CDに焼いていた時と同じとはいえ、リストを作れば終わっていたのを考えると、コピーの分だけ手間が増えましたね。


 今回のあれこれをやっていて思ったのは、これからは色々なところにナビゲーションソフト(ナビゲーションAI?)が出回るに違いない、ということです。
情報が複雑化、高度化し、量的にも増えてくると、なんらかの指針無しにそれらを扱うのは困難・・・というか、面倒でたまりません。
次に何かを買う時には、その辺も吟味したいですね。
(しっかし、Ogg Vorbis を捨ててでも、iPod の方が良かったのかなぁ・・・)